北朝鮮の本当のはなし

本当におかしな国ならとっくに崩壊しているが、、、

朝米首脳会談の開催地はシンガポールに

世界が注目する歴史的な朝米首脳会談の開催地はシンガポールになった。

当ブログの予想は完全にハズレてしまった。

深くお詫び申し上げます。

そして、ここに言い訳を記します。

シンガポールに決まった意味は?続きを読む

主導権は平壌に、朝米がすでに合意している内容

ポンペオ国務長官が再び訪朝し金正恩委員長と二度目の会談を行い、トランプ大統領のメッセージを伝えた。

これに対し金委員長は、大統領が新しい代案を持ち、対話を通じた問題解決に深い関心を持っていること、朝米首脳会談に積極的な態度をとっていることを評価し、謝意を表した。

これを読めばもうおわかりだろう。

金委員長は初回ポンペオ面会時に伝えられたトランプ大統領のメッセージには不満だったが、今回トランプ大統領が示した新しい代案を評価した。

米国が主題をクリアしたわけだ。

主導権は平壌にある。

米国→北朝鮮への要求

「恒久的で検証可能かつ不可逆的な非核化」(PVID)

①核凍結
②核申告
③核廃棄
④核査察

北朝鮮→米国への要求

①米国が韓国に持ち込んだ核戦略資産の撤収
②米韓合同軍事演習に核戦略資産を投入しない
③在来型兵器及び核兵器で朝鮮を攻撃しないと保障する
④停戦協定を平和協定に転換する
⑤北朝鮮と国交を樹立する
⑥対朝鮮制裁を緩和する

[ここまでは合意。以下は米国が自発的に行う項目]

⑦対朝鮮敵視政策の撤廃
⑧米韓合同軍事演習の中止
⑨駐韓米軍の撤退
⑩米韓同盟放棄

朝米首脳会談の開催地は平壌・・・という予想

朝鮮半島情勢が平和、対話を中心に急展開している。

こうなると「北朝鮮の本当のはなし」も世に出回るようになり、当ブログの執筆テーマも限定的になる。

ブログ更新、メルマガ配信が滞っている言い訳としておく。

さて、世界が注目する歴史的な朝米首脳会談が迫っている。

そこで気になるのがその開催地。

当ブログが一貫して主張(予想)する平壌開催について解説しよう。続きを読む

南北首脳会談、板門店開催の意味

4月27日の南北首脳会談は板門店で開催される。

場所がら会談前後のセレモニーや宴会、観光(視察)、交流などはやりにくい。

それに休憩、食事はどうするのか?

27日に合意に至らない場合は、翌日また再開ということか?

いずれにせよ板門店であることから、純粋に会議に集中する姿勢は読み取れる。

一方、今後、板門店での首脳会談や高官級会談が定例化される可能性はある。

また、北朝鮮が文大統領を平壌に招待すれば、必ず韓国も金委員長をソウルに招待する。

そういった会談に付属するイベントを27日には省くことで、対話、交流の流れをつなぎ、広げる意味合いがる。

つまり、対話が点で終わらないように、線、面、立体へと可能性を広げる意味が逆に含まれるように思う。

アメリカ大統領が平壌に謝りに行く

非核化前に「見返り」なし=ポンペオ氏、北朝鮮けん制

随分と威勢のいいことを言うポンペオ氏

「北朝鮮指導部と合意を結び、米国を核兵器のリスクにさらす活動から決別させることが目的だ」

と米朝首脳会談について言及した。

日本人のおそらくほとんどが勘違いしていることだが、

まず、北朝鮮の非核化と朝鮮半島の非核化は別だ。

前者は北朝鮮の核放棄、後者は南北朝鮮の核廃絶を意味する。

明白なことだが、多くの日本人が、そしてほとんどのマスメディアが混同している。

今話し合われているのはまさに後者である。

つまり、米朝首脳会談は北朝鮮に一方的に核放棄、武力放棄を迫るものではなく、お互いに振り上げっぱなしの拳を下ろそうではないか、という話し合いなのだ。

アメリカはそのメンツにかけてもそれを認めないが、実質的にはトランプ大統領が終戦、平和条約締結、在韓米軍撤退まで可能性をちらつかせたから、あれだけ軍事力をアピールしていた北朝鮮がテーブルにつこうとしているのだ。

その脈絡で上記記事を読めば、ポンペアの発言が違って聞こえるはずだ。

金正恩委員長は核放棄のプロセスに入ることで何らかの見返りを得ようとしているのではない。

こちらが核ミサイルを廃棄するからおまえらはこの土地から出て行けと言っている。

父子3代にわたる一貫した主張。

米朝首脳が会うということは、この主張をアメリカが受け入れるということなのだ。

事件は現場で起きている、ではないが、問題は朝鮮半島にある。

それをワシントンや、ましてや北京、北欧なんぞで話し合うはずがない。

米朝首脳会談は平壌で開催される。

それはアメリカ大統領が、もうここで戦争を起こそうなどと二度と言いません、軍を撤退させます、だからその代わり、核廃棄すると宣言してくださいとお願いしに行くわけだ。

米帝を屈服させると言ってきた北朝鮮の悲願が叶う歴史的瞬間が迫っている。

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