安倍政権では日朝関係は進展しない。

安倍政権は北朝鮮危機を煽って自分がやりたい政策を進めていくことに利用している。

だから拉致だろうがミサイルだろうが、解決してしまっては困るわけで、悪い関係を続けたがっている。

だから北朝鮮に対しては圧力を加えるしかない。

自分の政治目的遂行のためには拉致も踏み台にする。

北朝鮮はどうか?

北朝鮮の対日交渉担当の宋日昊(ソン・イルホ)が平壌で日本のメディアと会見した。

「戦争になれば真っ先に被害を受けるのは日本だ」と脅した上、

日朝ストックホルム合意は「破棄された」「誰も関心がない」と吐き捨てた。

一方、日本が制裁を解除するなど、対応次第では対話に応じる考えも示唆した。

宋日昊大使は長年、日朝交渉を担当してきた。

「これをやればこれをやる」「この約束を破ったから我々は応じない」

日朝交渉をバッサバッサと切りつけてきた強面外交官。まさにやくざそのものだ。
これだけ成果の挙がらない分野を担いながら、失脚することなく地位を守っているのが不思議だ。

ちなみに最側近は金正恩体制になってアフリカに飛ばされたが。

金正恩体制になって、外交官たちはガラガラポンをされたので、多くの人が配置換えとなったが、外交関連主要幹部が残ったように、宋大使も残ったのだから、信頼も厚いのだろう。

TBSのワイドショーでコメンテーターが、「位の高い人ではないから過激発言を気にかける必要はない」と切り捨てていたが、素人がうかつに北朝鮮の要人について語らない方がいい。

(粛清説が流れていた国家保衛省のトップ、金元弘氏が健在であることが確認された。思想検閲をクリアして復職したのか、真相は定かでないが、幹部であることに違いはない)

浮き沈みが日常茶飯事の北朝鮮で長年同じポストについて、しかもかなり強いメッセージを発信するということはかなり異例のこと。

宋大使の言葉はいつも過激でとっつきにくいとみられがちだが、日本のメディアが報じない部分がある。

宋大使は常に、「日本がこうこうしたらこっちはこうする」とか「こっちがこうするから日本はこうしてくれ」とか、必ず条件提示をする。それも明確に。

口は悪いし目は座っているが、義理堅く、実は礼儀正しく、人懐っこい。

それに対して日本側の交渉相手である歴代の局長たちの多くが、自分の言葉で交渉を進めるのが苦手で、毎度毎度、本国や上層部の指示を確認するので対話がスムーズに続かない。そもそも何らかの合意をみようという意志がないのかもしれない。

斜め上からの条件提示で交渉を決裂させてしまうのは、安倍政権の得意とするところ。

北朝鮮が拉致被害者再調査の結果を伝えるとしたのにそれを見もせず受け取らなかったのは安倍政権だ。

横田めぐみ氏の父親が孫に会いに訪朝したいと望んだのをぶち壊したのも現政権だ。

そんなこんなの恨み節。宋大使のべらんめい口調というか、アルコールが入るとドスの効いた関西弁が話し相手を威嚇する。

今回は日本メディアは宋大使と飲み会をしたらしい。

記者たちは何を感じただろうか。