10年ぶりに平壌に行ってきた人から聞いた話。

平壌に滞在したり頻繁に行き来する人とは異なる変化のとらえ方が興味深い。

曰く、この10年の平壌の発展のスピードには驚いたと。。。
科学技術の発展に力を入れ、それを推進力に経済を回してきた。

その代表事例が核、ロケット技術であると。

ミサイル一本でどれだけの人が食えるかという単純な計算は意味がない。

核抑止力の強化は、通常兵器の効率化を促進し、国防費を削減することができる。

それが市民生活に回る。

これを推進し、核ミサイル技術を一気に高め、市民生活に実利ももたらした、金正恩委員長の手腕は高く評価できると。

中国が米国の恫喝に受けて北朝鮮への制裁を強化しているなか、北朝鮮公営メディアが異例にも、中国を名指しで批判した。

中国は米国の犬に成り下がったと、伝統ある朝中友好関係をぶち壊したと。

北朝鮮という国は、絶対やると決めたこと、一度公言したことは、最後まで必ずやり通す国だ。

その裏には絶対にできるという確証がある。

つまり、中国と縁を切っても生き残れる打算があるということ。

例えば中国が提供していた重油はロシアが肩代わりするし、科学技術の改善で補うことができる。

北朝鮮の日用品の質の向上は目覚ましいものがあり、平壌市民はわざわざ高い金を払って粗悪な中国製品を買わなくてもよくなっている。

日本のテレビ番組に登場するエセ専門家の古いコメントや見識とはかけ離れた北朝鮮の真実。

平壌はショーケースで市民はエキストラだという前世紀の見方では絶対にしることのできない北朝鮮の現実。

行かないとわからないが、行った人の話でも十分に知りうる情報があるのだ。

さて、米国がまたまたICBMを発射した。

北朝鮮以外、誰も非難しないのはなぜなんでしょう?

日本のメディアは朝鮮半島危機を声高に叫ぶが、この情勢で損をした国はほとんどない。

安倍政権はどさくさに紛れて、スキャンダルをもみ消し、米軍との共同訓練まで実施して、戦争遂行能力保有へと着実な歩みを進めている。

トランプ政権は内政や人事の失態を見事に挽回。中国を恫喝して北朝鮮問題のど真ん中に中国を引っ張り出し、韓国の前政権残党とお結託してTHAAD配備もやり通した。

金正恩政権は核実験こそやっていないが、ICBM完成に向けた大きな歩みを進めた。

各プレーヤーがやることをやった上で、トランプは金委員長との対話の可能性を口にした。

危機を高めて、やりたい政策を実行し、交渉カードを作った上で、テーブルに着くという、これまで何度も見せられた茶番劇だ。