北朝鮮は安倍政権のためにミサイルを飛ばしているんじゃないかと疑われている今日この頃。

絶好調の安倍大先生は森友・加計問題も何のその、軍事大国を目指して邁進している。

得意の外交で大いにアピールした。

シチリア島で開催されたG7首脳会議の討議冒頭での安倍大先生のご発言を解説する。
国際社会は非核化と引き換えにさまざまな支援をしたが、北朝鮮は何度も約束を破ってきた

――六者会談の唯一の6者合意を一瞬たりとも履行しなかったのは日本だけ。

しかも、朝鮮半島の非核化を話し合う六者会談に拉致問題を持ち込み、会議の進展を妨害していました。

中国、韓国は日本を除外した会合を模索しましたが、米国が拒みました。

今は対話のための適切な条件が整うというにはほど遠い。国際社会が連帯して圧力をかけるべき時だ

――北朝鮮のミサイル開発は米本土攻撃能力を保有するにまで発展しました。米国は対話により平和的に解決するとしており、そうした要望が国会議員からも大統領に送られています。

「国際社会が連帯して圧力をかける」というのは夢のまた夢で、ロシアはまったく意に介さず、中国も平和的解決を求めてすでに抜け穴を作り、韓国も北への人道支援を模索しています。

ちなみに米国やEUは民間の人道支援行為を一度も中止させることなく黙認しています。これらは北に対する好意的なメッセージであり、「対話のための適切な条件」を導きます。

今は対話を模索する時です。

(拉致問題は)長い年月がたつなかで、もはや一刻の猶予も許されない

――安倍政権による北朝鮮悪魔化政策のタネでしかなくなった。拉致問題を利用して政治基盤を固めておきながら、政権が盤石になってからは何もしないという背信行為は、拉致問題の被害者、遺族ら当事者たちをも困惑させています。

ストックホルム合意を破り、北朝鮮の再調査結果の通知を拒絶し、北朝鮮との接触を一切遮断し、在日朝鮮人に対する圧力を北朝鮮の圧力だと強弁する傍若無人なふるまい。

拉致問題を無視しているのに外交評価は高いという矛盾が生じた。