北朝鮮が5月14日に発射した弾道ミサイル「火星12」は高度2,111.5kmまで上昇した。

通常の軌道なら9,000kmの射程。

グアム、アラスカ、ハワイ、シアトルまで到達する。

グアム、アラスカの基地が有名だが、ハワイには太平洋司令部、シアトルには原子力潜水艦の基地がある。

北朝鮮のミサイルを迎撃可能か?

日本はすでに2兆円近くをミサイル防衛に投じたが、イージス艦が搭載する「SM3ブロックⅠA」迎撃ミサイル(1発16億円)は高度500km、日米共同開発の新型「SM3ブロックⅡA」迎撃ミサイル(1発30億円)は高度1,000kmに対応。

つまり、高度2,000km以上から高速で落下するミサイルには対処できない。

また、「火星12」が大気圏に再突入し着弾地点まで到達する際の速度は秒速5~8kmだった。

THAADの飛行速度は秒速2.5km前後なので到底迎撃できない。