北朝鮮を旅行中に拘束され、釈放後に死亡した米国人学生が、北朝鮮で拷問を受けたかどうか。

司法解剖を行ったオハイオ州の監察医は同氏が拷問を受けた痕跡は見つからなかったと発表した。

骨折や歯の損傷も見られなかった。

しかし、専門医師をも、諜報機関をも、透視可能なエスパー上回る調査能力を持つ産経大新聞は、両親の証言を紹介し、拷問があったと結論付けた。

今回の監察医の診断結果を報じる日本メディアは皆無。

結果どうなるか。

北朝鮮は外国人を拘束して拷問する恐ろしい国だという認識だけが刷り込まれる。

実際には北朝鮮で逮捕された日本人はゼロ。

外国人の犯罪遭遇率も極めてゼロに近い。

体制批判を公然と行った、扇動した場合に拘束されるが、年に一人二人、いるかいないか。

北朝鮮が外国人旅行客にとっていかに安全であるかは明らかなのである。

二つの相反する報道を転載するので比較してみていただきたい。
【AFP】北朝鮮から帰国後死亡の米学生、「拷問」の明らかな痕跡無し 監察医

【9月28日 AFP】北朝鮮を旅行中に拘束され、釈放後に米国で死亡した米国人学生オットー・ワームビア(Otto Warmbier)氏(当時22)について、司法解剖を行ったオハイオ(Ohio)州の監察医は27日、同氏が拷問を受けた明らかな痕跡は見つからなかったと発表した。両親とドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は、ワームビア氏が北朝鮮で拷問を受けていたと主張していた。

 司法解剖を行った監察医のラクシュミ・サンマルコ(Lakshmi Sammarco)氏によると、ワームビア氏の脳は酸素供給が不足したことで障害を負っていた。

 一方で、ワームビア氏には身体的拷問が行われたことを示す明確な痕跡は一切なく、骨折や歯の損傷もみられなかったと述べた。

 サンマルコ氏は「彼の身に何が起きたのかは分からない。それが結論だ」「現場にいた人間が名乗り出て『これがオットー(・ワームビア氏)の身に起きたことだ』と言わない限り、われわれに知る術はない」と述べた。

 この発表の前日、両親とトランプ大統領は、北朝鮮を旅行中に拘束され15年の労働教化刑を言い渡されたワームビア氏を拷問したとして北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)政権を非難していた。

 ワームビア氏の両親は26日、一連のテレビのインタビューで、息子には歯が「詰め直されたり」、手足が損傷したりしたような痕跡があったと述べていた。(c)AFP


【産経新聞】北拘束後死亡の米学生、拷問の跡 両親「歯にペンチの形跡」

【ワシントン=黒瀬悦成】北朝鮮を旅行中に拘束され解放後に米国で死亡した大学生、オットー・ワームビアさん(当時22歳)の両親が26日、FOXニュースの番組に出演し、ワームビアさんには北朝鮮当局から拷問された跡があったことを明らかにした。ワームビアさんが6月19日に死去後、メディアのインタビューに応じるのは初めて。

 両親によると、ワームビアさんが1年5カ月ぶりに昏睡(こんすい)状態で解放され、6月13日に米中西部の空港に到着した際、担架に固定された状態で異様なうなり声を上げ、体を激しくけいれんさせていた。また、目が見えず耳も聞こえなくなっており、鼻に栄養チューブが挿入されていた。さらに、下側の歯がペンチのようなもので無理やり動かされた形跡があったとしている。

 北朝鮮当局は過酷に扱ったことはないと主張しているが、父親のフレッド氏は「北朝鮮はテロリストだ。彼らは意図的にオットーを傷つけた」と強調。両親は北朝鮮の行動は「弁解の余地はない」とし、北朝鮮をテロ支援国家に再指定するよう求めた。

 トランプ大統領は26日、ツイッターでインタビューを称賛した上で「オットーは北朝鮮から信じがたいほどの拷問を受けた」と非難した。