米国が北朝鮮をテロ支援国家に再指定した。

中国が北朝鮮に特使を派遣したが不発。

北朝鮮はそもそも武装解除に等しい核放棄、核開発停止を否定しているし、核ミサイルにからむ交渉を拒否しているから、結果はわかっていた。

そのタイミングでのテロ支援国家再指定。。。
結局は、トランプ大統領のアジア歴訪、とくに米中首脳会談が不発だったことを表している。

戦争やむなしの雰囲気作りを促進し、武器を売りつけたいトランプ、武装強化したい安倍の思惑は「完全に一致」した。


しかし、中国はあくまでも北朝鮮核問題を対話で、平和裏に解決したいと主張している。

対北朝鮮政策で同調しない中国がそんなに憎いのか、米国の対北朝鮮追加制裁の中身はなんと、中国企業に対する制裁だった。


とんだ茶番劇だ。

北朝鮮に対する経済制裁はとことん強化され、もうこれ以上直接手を加えることができないから、よその国の締め付けを強化した。

とんだとばっちりだ。

一方、離れる国があればくっつく国があるのが朝鮮半島情勢。

ロシアは金正恩政権と着々と距離を縮めている。

北朝鮮から中国企業が引き揚げたら、そこに入るのはロシアンマネーなのだ。

中国は西部、ロシアは東部
中国は道路、ロシアは鉄道
中国は工業、ロシアは農業
中国は石油、ロシアはガス

おおざっぱではあるが、すみ分けがある。

それが崩れようとしているのだ。

ロシアは以前から北朝鮮の労働者を雇い入れている。

曰く、勤勉で真面目なのだという。

それもそのはず、北朝鮮の識字率は貧困に反比例して極めて高い。

無償教育なので高等教育、専門教育へのアクセスも容易だ。

それでいて、北朝鮮の海外労働者は集団生活を送っているから、管理統率しやすく、トラブルが少ない。

韓国が手を引いた金剛山観光特区、開城工業団地などを狙うロシアは、中国依存の北朝鮮経済の新たな担い手、ポスト中国を狙っている。

金正日を兄貴と慕ったプーチンが、金正恩の最初の首脳会談の相手になる可能性が高い。