6・15南北共同宣言発表から20年、記念すべき日を迎えた朝だが情勢は悪化の一途。

宣言にサインした二人のリーダーはあの世でどんな想いでいるだろうか。

TBSの朝の情報番組『グッとラック!』で北朝鮮ユーチューバーについて紹介してた。
MCやゲストの冷めた表情w

案の定、観光アピールをしたい政府機関のやらせだろうと一蹴、、、したまではいいが、嘘やデマはいけない。

北朝鮮ユーチューバーの動画は英語、フランス語などでもアップされているとし、なかには日本語の字幕がある動画もあり、清涼飲料のCMのような動画もあるとして紹介された動画、、、それは実は日本にある朝鮮学校がアップした動画だった。

つまり番組スタッフは北朝鮮の人がアップした動画と在日コリアンがアップした動画の区別もつかない素人な訳だ。

朝鮮学校は朝鮮総連が運営しており、朝鮮総連は北朝鮮政府を代弁しているから、広義に政府機関がアップしたものだと言っても過言ではない、などの詭弁は許されない。明からに誤りなのだ。

動画を見たコメンテーターの芸人はそんなことで観光に行きたいとは思わない、それよりも先日横田滋さんが亡くなったが、拉致被害者を返すのが最優先だと指摘した。

北朝鮮のこととなれば拉致問題を指摘しておけばTVコメンテーターとしては及第点だろう。

しかし、横田滋氏の名前をだすのなら、彼の訴えや思いを知ったうえでコメントすべきだ。

横田滋氏は晩年

・北朝鮮への制裁を強化するだけでは拉致問題は進展しない
・北朝鮮に行って孫に会いたい(2014年モンゴルでの面会が最後)
・朝鮮学校の生徒は無関係だから差別すべきでない

などと訴えていた。

拉致問題解決に向けて何もしていない人たちが安倍首相を批判すべきでないという声もあるが、アヘ様が拉致問題を踏み台にいかにして権力の座を掴み固めたか、そして自分が拉致問題を解決すると豪語しながら北朝鮮との対話の目をすべて摘み、状況が悪くなれば「拉致問題を解決できるのは安倍さんしかいない」という拉致家族会の声を他人事のように聞き流した、無責任で卑劣な人間だから批判することをわかってほしいものだ。